うつ病について:好きで病気になった訳じゃないってば編

ブログって油断するとブランクあいちゃいますね。
Twitterならば思ったことを反射的に打ち込むことできるのですが、
(打ち込んだからといって全て呟きにして流してる訳じゃないですが)
ブログとなるとある程度構えてしまうんですよね。
iPhoneでブログ書くことも何度か試みたのですが、
長文をフリック入力で打ち込むのは私にはしんどかった…
やはり思考をまとめるにはキーボードが落ち着きます。

さて。
今日はいきなり重めのタイトルですが、あまり構えないでくださいね。

Twitterでは公表しておりますが、私、うつ病です。
ただ、正確に言うとうつ病とはいえ現在はある程度回復しているので、
減薬段階(治ってきたのでこれまで服用していた薬を減らし様子を見る状態)に入っております。

「あー、この人メンヘラちゃんなのかー。」
うつ病の人と普通に会話って難しいわー。」
「ネクラなのかこの人はー。」
まぁ、こう思われる方は沢山いると思います。

先日、NHKスペシャルでも特集していましたが、ハッキリ言いましょう。
うつ病は心の病じゃなくて、脳の病気です。」
脳自体に障害があるとか怪我してる状態ではなくて、
脳の一部が本来の機能をしなくなり、
身体や思考回路に影響を及ぼしてる状態の事をうつ病と言います。

必ずしも、何か嫌なことやトラウマを抱えることによって起きる病気ではありません。

勿論、自分のキャパを越して色んな事を考えこんだり、
忙しくしてしまい自分のペースを崩せば、うつ病になる傾向は否めません。

しかし、うつ病と言っても色んなタイプがあったりします。
ずっと落ち込んでいる状態が続くタイプの他に、
元気な状態と落ち込む状態の落差が激しく、その波を繰り返すタイプ、
また特定の場合にのみ発症するタイプなど、とにかく色んなタイプがあります。

とりあえず今日この記事で伝えたいことは一言だけ。
「色んな病気と一緒で、私だって好きでうつ病になった訳じゃない。」

私が弱いから、この病気にかかったのだと、
しばらくの間自分を責めてしまってましたが、
カウンセリング療法を受けている際、この言葉をかけられました。
確かにそうなんです。

忙しいことからの現実逃避のためだとか、怠けてるとか、甘えだとか言われることあるけど、
そんなことはなく、寧ろその逆で、現実どうにかしなくちゃって思ってるし、
働かなきゃって思ってるし、甘えてたらダメだって思ってる。
ただ、こういう思いが、この病気の引き金の一つになってしまったんです。

勿論、自責の癖があったりとか、一人で抱え込むタイプだから、
こういう病気を引き寄せてしまったのかな、という反省はしています。
それは治療をしている過程で実感しました。
こういう癖を直していくのがうつ病治療の一つだったりするんですけど、
これって、胃腸が弱くなってる人が食べ物に気をつける感覚と一緒なんです。

だからね、もしそばにうつ病で休んだりしてる人がいたら、
その人のことを白い目でみたりすることだけはやめてほしいです。
その人も、きっとどうしたらいいのか困ってたり、模索している筈なので。

ってな訳で、今後少しずつ、この病気についての話を書いていけたらと思ってます。
ヨロシクオネガイシマス。