ほぼゼロからモノづくりの仕事と人の繋がりを作ってみる計画〜「アイコ再起動計画」その1

これから書くことは、あくまで現時点の私のことと、
私のこれからの計画です。

現在、私は「フリーデザイナー」を名乗り、デザインやイラストのお仕事を頂いていますが、
会社勤めされていたり、フリーで忙しく仕事している方と比較すると、仕事量はかなり少ないです。

何故少ないのか、理由はいくつかあります。
まず第一に、病気療養中だからです。

TwitterFacebookGoogle+、それからリアルに繋がってる方々の多くは、
私が今治療中の病気の事やその状況についてボチボチ発言してるので、
もしかしたらご存知かもしれません。

私の現在診断されている病気は「うつ病」です。1年前まではこれに「パニック障害」もありました。

多分、この時点で「うわっ」って引いた人っていると思います。
でもそれって、今の日本社会では結構普通のリアクションの部類だと思いますよ。
だって、そう診断された私だって「うわー最悪」って思ったくらいですし。
(※ 病気の症状やどう治療してるかという話は後程改めて別記事にて書きたいと思います。)

今から約5年前、新卒で入社した不動産会社で、
1年目からかなり色んな仕事をする機会をいただいていたのですが、
ある日突然体調がおかしくなり、巡り巡って診断された病名がまず「パニック障害」でした。
以来、仕事を休職したり復職したりしましたが、
完治せず発病から約2年後、その会社を退職しました。

そこから休むことに一度専念し、グラフィックデザインの勉強の為1年間専門学校に通い、
その後病状が落ち着いたのでデザイン関係の仕事に2回再就職したのですが、
仕事環境が想像以上に過酷だったり、職場の人間の殆どが後ろ向きに仕事をしていたり、
その割には社内の付き合いにはうるさかったりと、
精神的にも肉体的にも負荷がかかっていたみたいで、再び退職せざるをえない状態に。

このデザイン系の仕事を辞めた際にふと自分の中で思ったことが、
「会社勤め自体が自分に合っていないのかもしれない」
ということでした。
決して「嫌い」じゃないんです。「合っていない」ということです。

仕事環境や仕事自体に100%の不満を抱いている訳じゃなくて、割合で言ったら40〜50%位。
ふられた仕事自体はどんなことでもやってみるタイプだったし、
そこから多少足りとも学ぶものは必ずあった。
皆とは言わないけど、ウマが合う仲間は必ず職場にいた。
でも、自分がコントロールしきれない私の身体が、
その残りの50〜60%の不満やストレスに耐えられなくて悲鳴を上げている、
そんな感覚がずっとあったのです。

身体が悲鳴を上げる感覚になる理由は、
うつ病パニック障害が完治していないからだということも、自覚があります。
病状が改善しても完治はしていない訳で、担当医師からも「無理をするな」と散々言われていたけど、
デザイン関係の仕事をしていると、無理をしないわけにもいかないんですよね。
特に下請けのデザインのお仕事だったりすると。

「会社にいないとデザインの仕事が出来ない」
 ↓
「でも会社勤め(もしかすると会社環境)がどうも合わないから就職できない」
 ↓
「そうとは言え仕事を発注してくれる会社のコネクションが私には無いじゃないか」

そう、それが仕事が少ない第2の理由。
私が持っている「発注してくださる会社さんリストの会社数がゼロに近い。」ということ。

これまでは、
デザイナーがある程度フリーで仕事するには、会社勤務中にコネクションを作っておき、
独立してからそれを活かす、というのがある種お決まりコースだと思っていたのですが、
(少なからず私は専門学校の先生からそう教わり、再就職先でもそういう人を何人か見てきた)
私が会社に勤務している時に、自分の技術や仕事術を伸ばすのに必死で、
コネクションを作る余裕が正直ありませんでした。勤務期間自体も短かったですし。
その為、私の会社勤務中に作ることが出来たコネクションは、はっきり言ってゼロです。
会社勤務外で知りあって、そこで試しに仕事してみる?と声掛けて頂いて頂いてる仕事が殆どなんです。

ここまで来ると、
「もう社会復帰無理じゃん。デザインの仕事出来ないじゃん。」
って思うのが普通なのかもしれません。

でも、今なら、こういう慣例や常識みたいなものを無視して、
私にあった仕事をすることができるんじゃないか?と思い始めているところです。

その理由は、
ソーシャルネットワークソーシャルメディア、そしてWebの活用をすれば、
何か面白いことが出来るんじゃないか?
現に面白いことし始めてる人が結構いるじゃない?って。

この際だから自分からいろんなモノ発信しちゃって、
それに対して「イイネ」って言ってくれる人を見つけたり、
あとは逆に自分のアンテナをはっておいて、
面白そうな人がいたらアプローチをかけてみようって。

そんなことを考え始めてる今日この頃なのですが、どうでしょう。

(続く)