ギークガールについて私なりに語ってみる【定義とアイドル編】
今、私がとても気になっていて、且つ掘り下げてみたいトピックが
ギークガール
です。
あまりにも自分の中で衝撃且つ爽快なキーワードなので、
このギークガールについて数回に分けて語ろうと思います。
今回は「そもそもギークガールとは?」と「アキバ系アイドルへの偏見と発見」についてです。
そもそもギークガールとは、最近発売になったムック本のタイトルです。
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アイドルが表紙なのをみるとつい、
「え?オタクのこと?」とか「秋葉原好きな女子の事?」とか、
「あー、ネットとかスマホとかそういうのに強いけど、垢抜けてない人のこと?」とか、
そう思いがちですよね。
そう思う気持ちも判ります。(この辺のイメージについても後日語ります)
しかしながら、違うんですよこれが。
言うなれば、
「ネットやガジェットと呼ばれるデジタルなものを上手く使って、
ファッションやクリエイティブ活動などの自分発信をしたり、その波に上手く乗れる女の子」
といったところでしょうか。
「インターネットやパソコンやスマホに詳しいからって、オシャレや流行りに疎い訳じゃないんだぞ」
と、私はこの本である程度証明してもらった気分です。
※本の後半には、
もふくちゃんこと福嶋麻衣子さんとブロガーのまつゆう*さんの対談が掲載されていますが、
これについては後日あらためて触れます。
一方で、どうも男性中心の文化になっているアキバ系アイドルカルチャーにも触れています。
その代表として「でんぱ組.inc」が出てきていますが、
インタビュー記事内にメイド姿グラビアも掲載されてるものの、
各メンバーの話を読んでいると、
単にアイドルやりたくて活動してるって訳じゃない事にまず気付かされます。
(美大卒、帰国子女、半端ないゲーマーなどなど)
そして「あぁ、アキバのアイドルにも面白い事する子達がいるのか」と、
結構目からウロコな内容が記載されています。
本気なアイドルなので、曲やパフォーマンスだけを観ると「やっぱりアイドルだからなぁ」と、
一瞬引きそうになるのですが、彼女たちのPVを観ると「おっ」と思います。
衣装担当がミキオサカベ氏だったり、チェキ写真を使った凝ったものだったり、
映像自体がひとつの作品になっているあたりが、何かちがうものを感じさせてくれません?
アイドルもののPVというと、最近なんかはAKB48が毎回豪華な監督を迎えてPV作っていますが、
たいていは「おいちゃんとメンバーのアップや可愛い姿映せよ」という、
男性ファン目線を大切に作られてるものが多い感じがするのですが、
でんぱ組は「おっ、最先端東京カルチャーじゃないのこれ?」と思わせてくれるものがありました。
ネットやパソコン、そしてアイドルなどの男性ファン志向が強いものを、
女性向け、それも一般女性というより一歩先を行くオシャレで賢い文化志向の女性に向けて発信し、
且つそれらを発信、活用できる女性が「ギークガール」なのかもしれません。
だから私は、ギークガールに釘付け状態なのです。
(続く予定)